Scala超初心者がScala関西サミット2016に行った話
先日(2016.10.8)大阪で行われたScala関西サミット2016に行ってきました。 summit.scala-kansai.org Scalaにちょっと興味があって触りだけやったような人間が参加してきました。参加する前は心配だったのですが、結果的に行ってよかったと思えるイベントでした。 午前11時頃から午後18時まで、Scalaにどっぷりと浸かる1日。超初心者の私にとってはどれも新鮮な内容で、楽しむことが出来ました。 以下に参加したセッションを簡単に紹介したいと思います.
インターンシップの学生にお届けしようとしたScalaの文法(初級編)
スクラムマスダー(id:scrummasudar)さんのセッション。自分もScala超初心者なので、Scalaを書く上での言語の特徴や用語の説明などもう1度振り返る良いきっかけになりました。
インターンシップも計画してらっしゃるみたい。インターンでScala書けたらメキメキ力がつくのだろうか、と思った。参加してみたい。
Scalaで学ぶ数学
nobkzさんのセッション。スライドは公開されないみたいです。 Scalaの型とコンパイラを使って1+1を証明するというもの。20分のセッションでは収まりきらないぐらいの分量だったようで、もう少し長い枠で聞けたら良かったなーとおもいました。あと個人的な知識不足で途中からだんだんついていけなく…
関数プログラミングことはじめrevival
木虎さんによるセッション。自分もプログラミングは手続き型から入った人間で、正直関数プログラミングというものを理解していません。Scalaをやっていく上で、関数プログラミングに関しての知識は必須になってきます。そちらの知識も付けつつ、言語の仕様も噛み砕いて理解していこうと思います。ハンズオンだったので、どんなものか聞きながら実際にコードを書いて試せたので楽しく受けることが出来ました。
Play Framework と Scala を使った開発を学べるハンズオン
qiita.com
内田さんによるハンズオン。Playフレームワークについての事前情報は、ScalaでかけるWebフレームワーク程度だった(こういうカンファレンス来るならもうちょっと調べとけよという気もした)
実際に動く簡単なアプリケーションを実際に作る形で進んでいきました。
sbt再入門
高橋さんによるセッション。sbtは、すぶt…ではなくてSimple Build ToolというScalaのBuildツールです。ほかのビルドツールに比べてScalaに特化しているため、Scalaのコンパイルがめっちゃ早い(みたいな感じだった気がする)
まだsbtしっかり触ったことないので、話もなかなかついていけなかった。わかったのは、sbtがわからないからといってStackOverflowに頼るのではなく公式リファレンスとにらめっこしてみようということだった。
ScopeやKeyと言った概念はちゃんと抑えておこう。
scala.collection 再入門
Amayaさん(id:amaya382)によるセッション。Scalaのコレクションは非常に種類があって、それぞれしっかり特徴を覚えておかないと処理効率が落ちてしまう。そんなコレクションを丁寧に解説してくれてあって、聞いていて非常に楽しかった。(自分の中で1番面白い内容だった)どういうデータ構造で実装されているとかアンチパターンなど、後からゆっくりとスライドを読み返したいと思います。
Collections - Concrete Immutable Collection Classes - Scala Documentation
ここも役に立つかなー
まとめ
最初にも書きましたが、とても楽しい1日となりました。見たいセッションが被ってしまって、体が2つぐらい欲しかった。そのくらい魅力的なセッションが詰まっていたと思います。
自分自身ほぼほぼScalaを書いたことがない状態で参加したけれど、こういうものに参加するだけでも興味が湧いてくるものだしこれから書いてみようという気になりました。
最後写真を撮る時に、思っていたよりも多くのスタッフさんが居て驚きました。このカンファレンスを開催するために動いてくれたたくさんの方々に感謝したいです。
来年も開催ということになれば行きたいと思います。スタッフの方々、参加者の方々お疲れ様でした!
おまけ
自分は聞いてないんですけど、これ面白いなって思いました。